外交安保長官会議は外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官が主宰し、密室処理を主導したとされる青瓦台(韓国大統領府)の金泰孝(キム・テヒョ)対外戦略企画官も出席していたとされる。
安次官は日本との協定文案の確定が遅れる中、先月22日に法制処(日本の内閣法制局に相当)の審査を受けたため、次官会議を経ずに26日の閣僚会議に上げたと説明した。
安次官の発言は、韓国政府が署名の期限を6月末に決め、それに合わせるために無理に手続きを進めたことを裏付けている。
また、外交通商部と国防部は先月21日に国会を訪問し、与野党の政策責任者に同協定を説明したが、月末に署名するとの説明は一切なかったことも明らかになった。
安次官は「29日の署名を考えれば、26日の閣僚会議で処理するほかなかった」と説明。金長官は海外出張中だったため、閣僚会議で非公開処理されるとの報告を受けていなかったことも明らかにした。
Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0