キング特使　7日から韓日訪問＝北朝鮮問題など協議

【ワシントン聯合ニュース】米国務省のキング北朝鮮人権担当特使が7～15日に韓国と日本を訪問する。同省が4日（日本時間5日）、明らかにした。
　キング特使は7～9日に日本で松原仁拉致問題担当相、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長らと会談し、北朝鮮による日本人拉致問題などに対する懸案を協議する。

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　9～15日には韓国で外交通商部の林聖男（イム・ソンナム）朝鮮半島平和交渉本部長、金泰孝（キム・テヒョ）青瓦台（大統領府）対外戦略企画官らと会談し、北朝鮮人権問題や北朝鮮脱出住民（脱北者）の強制送還問題などについて協議する。
　現地消息筋は「北朝鮮の人権問題などを重視する米政府の政策意向が反映された外交日程」と分析する。
　一方、米国務省のデービース北朝鮮担当特別代表は5～9日にロシア、ベルギー、フランスを歴訪し、国際懸案について意見を交わす予定。