昨年、韓国人気オーディション番組で準優勝に輝いたバンド「Busker Busker」。先月末に正規アルバムを発表すると、全曲がランキング上位にランクインした。彼らのアルバムには、どんな魅力が隠されているのだろうか。
 
 アルバム全曲の作詞・作曲を主導したのは、リーダーのチャン・ボムジュンだ。彼らは荒く騒々しいというより復古的ながらも清涼感を与え、易しい歌詞が大衆のアナログ感性を刺激している。またバンドの雰囲気は、郷愁と復古が文化的トレンドとなっている現代の風潮にマッチしている。

Busker Busker の最新ニュースまとめ

 デジタル音源チャートである「ガオンチャート」によると、タイトル曲「さくらエンディング」は、今月第2週の総合1位に輝き、また収録曲である11曲全曲が上位にランクインしたという。

 新人のデビューアルバムが、ここまで高い反応を得ているのは、歌謡界でも異例といえる。

 「Busker Busker」の人気に押されて、大型制作会社をバックにつけた男性アイドルグループでさえも勢いに乗れずにいる。「CNBLUE」のタイトル曲「hey you」が1週間で8ランクダウン、「BIGBANG」や「2AM」、「SHINee」らの順位がダウンする一方で「Busker Busker」は上位に名前を挙げることになった。

 20代の青年3人が今後どのような活躍をみせるのか、注目が集まっている。