東海岸の江原道・元山沖にある前哨基地を視察する正恩氏=(聯合ニュース)
東海岸の江原道・元山沖にある前哨基地を視察する正恩氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の新指導者、金正恩(キム・ジョンウン)氏が5日、朝鮮人民軍の海軍第155軍部隊を視察した。北朝鮮の朝鮮中央通信が6日、伝えた。
 同部隊は江原道ムンチョン郡にあるとされる。朝鮮中央通信は、同部隊が朝鮮戦争時に活躍し、1968年に米海軍の情報収集艦「プエブロ号」を領海侵犯として拿捕(だほ)したことを説明。正恩氏がこうした軍功を評価したと伝えた。
 正恩氏は故金日成(キム・イルソン)主席、故金正日(キム・ジョンイル)総書記がかつて訪れた警備艦1003号に乗船した後、部隊管下の編隊を視察し、双眼鏡や自動歩銃(小銃)を贈り、記念写真を撮った。魚雷艇の戦術訓練も参観した。
 部隊視察には、朝鮮人民軍の金元弘(キム・ウォンホン)総政治局組織副局長、玄哲海(ヒョン・チョルヘ)大将らも同行した。

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