【ソウル聯合ニュース】韓国3位の財閥、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長が19日、ソウル検察庁に出頭した。同グループをめぐっては、マネーロンダリング(資金洗浄)によるオーナー一族の巨額横領疑惑が持たれている。検察は崔会長が横領に直接介入したかどうかを追及する。
 崔会長は検察庁前などに集まった報道陣から「直接介入したのか」との質問を受けると、「何か誤解があったようだ。疑惑について可能な限り詳細な説明をしたい」と答えた。
 同疑惑をめぐっては、グループの系列企業が投資会社に投じた資金の一部を横領し、株式の先物投資で失敗した損失の穴埋めに転用した疑いが持たれている。崔会長の弟、SKグループの崔再源(チェ・ジェウォン)首席副会長が今月1日に事情聴取を受けている。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0