朴前代表はこの日、国会で記者団と懇談し、羅最高議員を支持すると公言した。支持の理由については、福祉政策などをめぐって対立が先鋭化している現在の政治状況に危機感を抱いたことを挙げ、「政府・与党のやり方を一歩下がって見ていたが、厳しい。挙党態勢を築いて党と韓国政治を刷新するために支持を決めた」と述べた。
また、現在の韓国の福祉政策に関連しては、サービスを増やしていく段階に差し掛かったとの見解を示した。
ソウル市長補選については、小中学生に対する無料給食の支援範囲をめぐって呉世勲(オ・セフン)前市長と議会が対立したことが発端。呉市長は無制限の無料給食は予算の無駄遣いだとして、住民投票を発議。しかし、8月24日に実施された住民投票は投票が成立する投票率(3割)に達しなかったため、呉市長は辞任した。
Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0