<b>無礼な質問に非難の声</b>
ハリス の最新ニュースまとめ
台湾のある放送が、トランスジェンダータレントのハリスに、日本語通訳をつけてインタビューを行い、屈辱的な質問をしたことから、韓国国民の怒りを買っている。
先頃、MBCの『火の鳥』を放送した台湾のCTVが、最近ハリスを招き、台湾の女性たちと問答式で進められるバラエティー番組<ペイガス>で、司会者のチャン・ペイが、「韓国語の通訳を用意できなかった」といい、着物を着た日本語通訳(アイシャ)を出演させ、ハリスに日本語で話させるという、呆れる模様を放送した。
外国人をゲストに招いての放送に、第3国の通訳をつけたのは、相手の国に対する基本的な礼儀さえ守っていないとしか解釈できない。
韓国語通訳を用意するのが難しいなら、国際共用語である英語で通訳する方法を選ぶべきであるにもかかわらず、台湾放送は、この点に全く配慮しなかった。
しかし、ハリスは、日本語・英語・中国語を上手く混ぜながら、わかりやすく、センスのいい応答でインタビューを終えた。
より大きな問題は、パネラーとして出演したある若い女性が、ハリスに「では、要らなくなった“アレ”はどうしたのですか」と、卑猥な質問をし、物議をかもしたという点。隣に座っていたある中年の主婦は、さらにエスカレートし、「持ち帰ってラーメンのダシに使ったのでは?」などと、猟奇的かつ野蛮な言葉でハリスを侮辱した。
台湾女性たちのこうした悪趣味な質問にも、始終冷静さを保っていたハリスは、「だったら、親が肥満児に生んでくれたのに、なぜダイエットするのでしょうね」と言い、低俗な質問を避け、ユーモアのある対応をした。あまりにも低レベルな質問が続いたため、通訳士が質問を変えるよう注意したほどであった。
自国の主婦を参加させ、有名芸能人への国際法廷のような問答式で行われるCTVの『ペイガス』(司会者のチャン・ペイの名前から取ったタイトル)は、視聴率が高く、中国本土でも放送されている。過去、韓国芸能人としてはキム・ワンソンが出演した。
台湾でのCDアルバム発売のプロモーションのため、昨年12月27日台湾を訪れたハリスは、翌日28日、この番組を収録し、番組は30日に放送された。
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