青瓦台(大統領府)高官は26日、聯合ニュースの電話取材に対し、「中央アジア3カ国歴訪から帰国した李大統領は、ソウル市長辞任に対する報告を受けたが、特に発言せず、黙々と聞くだけだった」と述べた。
李大統領の「沈黙」は小中学生に対する無料給食をめぐる住民投票が不成立になった状況で、呉市長の辞任は取り返しのつかない状態になったためとみられる。青瓦台関係者もまた、公式的な立場表明を自制し、呉市長の辞任による政治的影響を慎重に分析している。
青瓦台内では呉市長の早期辞任に対し、「適切ではなかった」とする否定的な見解とともに、「不可欠な決定」と擁護する主張も出ている。
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