洪社長によると、昨年の世界携帯電話販売台数13億6000万台のうち、スマートフォンは3億台で全体の22%だったが、今年は15億5000万台のうち4億2000万台で27%を占めた。金額では昨年の1830億ドルのうち54%を占めたが、今年は64%に上昇した。
今年1~3月期のスマートフォンの販売台数は前年同期の16%から72%に急増した。
洪社長はスマートフォンの普及、基本ソフト(OS)の競争などが激化していると指摘。OSの場合は米グーグルとアップル、マイクロソフトの3強体制となり、特許戦争でライバル社の成長をけん制する動きが強まっていると強調した。
洪社長はタブレット市場も急成長し、販売台数は昨年の1800万台から今年は5900万台、2015年には1億5000万台と、年間53%ずつ拡大すると予想し、アップルとサムスンが競争する構図になっていると説明した。
洪社長は新興市場でのリーダシップ強化し、スマートフォンではプレミアム市場の支配力を強めるとともに、アップルの販売台数の80%を占める米国市場での格差を縮め、世界1位を目指す考えを示した。
タブレット事業も早期に拡大し、物量基準で5倍に成長させる計画だという。
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