【ソウル聯合ニュース】今年7月までに北朝鮮で発生した洪水被害が、昨年よりも深刻だったことが12日、分かった。
 韓国農村経済研究院がホームーページに公開した北朝鮮の農業動向によると、7月末まで黄海道、平安南道、咸鏡南道などを中心に平年の2~3倍に達する雨量を記録した地域が多く、主に穀倉地帯で水害被害が発生した。
 7月12~15日に275~363ミリの非常に激しい雨が降るなどして、約8万ヘクタールの農地が浸水したという。北朝鮮が世界気象機関(WMO)に提出した資料によると、7月1~28日に開城で853ミリ、海州で829ミリの大雨が降った。
 ただ、記録的な豪雨に見舞われた1996年7月と2007年8月に比べると、被害規模ははるかに小さいと分析した。

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