訪朝する張慶作社長=4日、江原道・高城(聯合ニュース)
訪朝する張慶作社長=4日、江原道・高城(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】現代峨山の張慶作(チャン・ギョンジャク)社長ら役員・社員11人が4日午前9時半ごろ、金剛山観光事業を始めた故鄭夢憲(チョン・モンホン)前現代グループ会長の追悼式を行うため訪朝した。
 張社長一行は金剛山内にある鄭前会長の追悼碑前で追悼行事を行い、同社の所有する現地施設を点検してから午後5時に戻る予定。現代峨山の社長クラスが金剛山を訪問するのは2年ぶりとなる。
 今回の訪朝は北朝鮮が「金剛山国際観光特区法」に基づき、韓国側企業に財産整理を促し、新しい事業を物色している状況で行われるだけに、北朝鮮側と話し合いが持たれるか注目される。
 政府も現代峨山側に、韓国企業の財産問題や観光再開などに対し、北朝鮮と協議してみるよう求めたとされる。現代峨山関係者は「北朝鮮側関係者と協議する約束はしていない。現地で会うことになれば、全般的な問題を話し合ってみる」と述べた。

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