【ソウル聯合ニュース】韓国の中部地方や江原道北部などが集中豪雨に見舞われ、被害が相次いでいる。
 26日から27日午前10時までの総雨量は、ソウル389ミリ、京畿道の東豆川262.5ミリ、ムン山245.5ミリ、江原道の春川262.5ミリ、麟蹄248.5ミリなど。
 中央災難(災害)安全対策本部などによると、27日午前11時現在、豪雨による死者は9人、行方不明者は6人、負傷者は24人に上る。
 春川では土砂崩れによりペンションが崩壊し、宿泊客9人が死亡、24人が負傷した。ソウルでは住宅710戸が浸水し、瑞草区内の60世帯が孤立した。市内の潜水橋が通行止めになるなど、21か所の道路の通行が困難な状態となっている。京畿道の安養川や抱川川などの川沿いでは乗用車97台が水につかった。

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