昨年10月に平壌市内の5・1競技場で行われた「アリラン」=(朝鮮新報=聯合ニュース)
昨年10月に平壌市内の5・1競技場で行われた「アリラン」=(朝鮮新報=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の観光商品の一つとして知られるマスゲームと芸術公演「アリラン」に対する外国人の関心が、例年に比べて下がっているようだ。米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)が12日に伝えた。
 RFAによると、北朝鮮観光を手がける旅行会社は来月1日に開演するアリラン公演を含む観光商品の予約受付を終了したが、米国の旅行会社関係者は「アリラン観覧を申請した旅行客数が昨年より大きく減った」と伝えた。別の旅行会社関係者も「米国人はアリランの初演から数年間は高い関心を見せたが、それ以降は関心度が低い状況」だと説明した。
 北朝鮮が「世界最大規模の集団体操と芸術公演」として誇るアリランは2002年、故金日成(キム・イルソン)主席の誕生90周年を記念に初演。延べ10万人が参加するマスゲームなどで外国人観光客から高い関心を集めてきた。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0