北朝鮮の国防委員会報道官がこの日、朝鮮中央通信記者との質疑応答の中で明らかにした。それによると、統一部の金千植(キム・チョンシク)政策室長、青瓦台(大統領府)秘書室の金泰孝(キム・テヒョ)対外戦略秘書官、国家情報院の幹部らが5月9日に北朝鮮側と秘密接触を行った。韓国側はすでに首脳会談と関連した日程を決めていたという。
また、韓国側は当初の約束を守らず、哨戒艦沈没と延坪島砲撃事件が南北関係の改善のために「知恵で乗り切るべき山」とし、北朝鮮の謝罪を求めたと説明。北朝鮮側が強く反発すると、「北朝鮮側からは謝罪ではなく、韓国からは謝罪のように受け取れる折衷案」を打ち出すことを提案し、北朝鮮側に「譲歩」を頼んだと明らかにした。
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