ロシアの名監督、タルコフスキーを記念する国際映画祭「ANDREI TARKOVSKY FILM FESTIVAL」は30日に閉幕式が行われ、北朝鮮脱出住民(脱北者)をテーマにした韓国映画「茂山日記(英題:The Journals of Musan)」(パク・ジョンボム監督)が大賞とロシア批評家連盟賞を受賞した。映画の配給会社が明らかにした。

 同映画は韓国社会で脱北者という理由から仕事も見つけられず、仲間同士でだまし合うなど、脱北者を取り巻く厳しい現実を描いた。
 昨年の釜山国際映画祭で、アジアの有望な新人監督に贈られるニュー・カレンツ賞を受賞したのをはじめ、モロッコのマラケッシュ国際映画祭で大賞に輝くなど、国内外で高く評価されている。

 先月14日に韓国で公開された映画は今月29日までに、1万47人の観客を動員している。

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