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ソウル中央地裁は、前所属事務所であるストンプミュージックがイルマを相手に起こしたアルバム発売禁止の仮処分申請を一部受け入れた、と25日明らかにした。
裁判所は「契約の締結当時、すでに相当な認知度を得た状態だった点などを考慮すると、契約期間が無期限であることや不当に長期間であることを無効だとするイルマの主張を受け入れるのは難しい」と明かした。
また、「所属事務所が契約を違反し、各種サポートをないがしろにし、清算義務を履行しなかったというイルマの主張も裏付け証拠が不足している」とし「契約が解除されたとはいえないため、イルマは専属契約による義務を負担する」と付け加えた。続けて「イルマが所属事務所であるストンプミュージック以外に、他の会社とアルバムを制作、発売することは契約上の権利を侵害し、今後さらに紛争を発生させる恐れがあるとして、仮処分で禁止する」と決定した。しかし、公演やテレビ出演の全面禁止の申請については「仕事自体を制限させる結果を招く」として、受け入れなかった。
イルマは昨年9月、ストンプミュージック側に専属契約を解除するという通知を出してから、1か月あまりでソニーミュージックエンターテインメントコリアと専属契約を結んだ。
これに対しストンプミュージックはイルマを相手取り、アルバム発売禁止の仮処分申請を提出。イルマは「専属契約および著作権契約は無効」という逆訴訟を起こしていた。
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