【ソウル19日聯合ニュース】LGディスプレーの権映寿(クォン・ヨンス)社長は18日の同社の決算発表後に記者団に対し、サムスン電子と3D(3次元)対応テレビの出力方式で競い合っていることについて、「年末には勝負が決まる」とLG製品の優位性に自信を示した。
 同社が独自に開発したフィルムパターン偏光眼鏡方式(FPR)を世界で販売する時期が7~9月期になるという。また、来年末になれば、3Dテレビが2Dを代替すると予想した。
 権社長は中国市場で3Dテレビ全体に占めるFPRのシェアが44%を超えたほか、韓国でもサムスン電子の2倍近い販売数を記録していると説明した。
 18日に発表した1~3月期の決算で2期連続の赤字を出したことについては、4~6月期は液晶パネル(LCD)の需要増の可能性を示すなど、黒字転換に自信を見せた。

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