【ソウル24日聯合ニュース】中国・上海の韓国総領事館で複数の元領事が中国人女性と不適切な関係を持ち、韓国政府と政界の機密を流したとの疑惑を調査中の政府合同調査団が、情報保安と公館の管理を怠った責任を問い、金正基(キム・ジョンギ)前上海総領事をはじめ前職と現職の職員10人余りの違法行為を所属機関に通知する予定であることが分かった。
 調査団関係者は24日、聯合ニュースの電話取材に対し、現地調査の過程で、ビザの不正発給だけでなく会計などでも違法行為が確認され、予想よりも人数が増えたと説明した。
 また、元領事と不適切な関係と持ったとされる中国人女性はスパイではなく、ビザ発給などと関連があるブローカーだと伝えられた。
 調査団は25日に、調査結果を発表する予定だ。

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