【ソウル24日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は24日、リビア情勢と関連し、可能なあらゆる手段を動員して現地韓国人と進出企業労働者の安全を守るよう関係官庁に指示した。
 青瓦台(大統領府)で行われた中東事態の状況点検・対策会議で述べたもの。金姫廷(キム・ヒジョン)報道官が伝えた。
 また、中東事態に対する動向などを綿密に分析し、所管分野別で対応戦略を推進するよう指示。特に原油価格については価格水準別の国内経済影響を綿密にチェックし、徹底した対応策を講じるよう求めた。
 一方、政府はリビアに現地韓国人を退避させるため、首都トリポリに260人搭乗可能なチャーター機を投入した。現在リビアに残る韓国人は1200~1300人で、このうち500人ほどが出国を希望しているとされる。政府は必要に応じ、継続してチャーター機を投入していく方針だ。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0