「KARA」問題には黒幕が？「心当たりある」所属事務所

一部メンバーが、所属事務所に対して専属契約の解除を申し出たとして揺れる韓国人気ガールズグループ「KARA」。このほど、同問題には黒幕が存在する、との報道が韓国国内を飛び交い、さらに混乱を極める可能性もある。

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　韓国の大手新聞社・日刊スポーツによると、「KARA」某メンバーの母親と親しい友人を利用し、「KARA」へ数十億にのぼる契約金を提示し、移籍の話をもちかけた人物がいるという。この人物は、「KARA」の内部事情に詳しく、某メンバーの母親が友人へ話した娘（KARAメンバー）の相談事を聞いていた、とのことだ。昨年の12月末から、この人物は本格的に移籍について動き出し、日本の企画社とも接触しながら「KARA」の契約金投資を受けるために水面下で動いてきたとの情報もある。某メンバーの母親が、その他メンバーの両親を説得し、現所属事務所であるDSPメディアとの専属契約解除を申し出る提案をしたという。この提案に両親が応じようとしない場合は、メンバー本人へ接触し、数億ウォンの契約金を提示したこともあったようだ。

　DSPメディアは韓国日刊スポーツとの取材に対し「黒幕と呼ばれる人物について、心当たりはある。しかし、契約金を具体的に提示したという点については定かではない」とし、「万が一、ある人物が所属歌手へ接触し、そのような行動をとっていたという事実が確認されれば、法的な対応をとる考え」と語った。