ソプラノ歌手スミ・ジョー
ソプラノ歌手スミ・ジョー
来る6月16日(木)愛知県芸術劇場コンサートホール、19日(日)札幌コンサートホールKitara大ホール、21日(火)イズミティ21大ホール、26日(日)東京オペラシティコンサートホール、28日(火)アクロス福岡シンフォニーホール、30日(木)ザ・シンフォニーホールにて、アジアが生んだ世界最高峰のソプラノ歌手スミ・ジョーがリサイタルを開催する。

 韓国生まれの歌手スミ・ジョーはソウル大学音楽部を卒業後イタリアへ渡り、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院を1986年に卒業。翌年、指揮者カラヤンの下、ザルツブルグ音楽祭で「仮面舞踏会」のオスカル役を演じた。カラヤンは彼女の歌声を聴いて、「神からの贈り物」と絶賛。1988年にはミラノ・スカラ座でヨンメッリの歌劇「フェトンテ」でデビューを果たす。

 その後もスミ・ジョーはロンドンのコヴェントガーデン王立劇場、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場など、著名で由緒ある舞台に出演し、そのコロラトゥーラ技巧で多くのオペラファンを魅了した。これまでにサー・ゲオルク・ショルティ、ズービン・メータ、ロリン・マゼール、ユーディ・メニューイン、チョン・ミョンフン、小澤征爾などの著名な指揮者と共演している。

 2007年と2008年にはユーリ・シモノフ率いるモスクワ・フィルハーモニー交響楽団と日本で公演を行い、2010年には西本智実指揮による全国ツアー、アメリカツアーを大成功におさめた。

 今回のリサイタルは東京・大阪で4年ぶりとなり、愛知・札幌・仙台・福岡では初となる。シューベルト「野ばら」、メンデルスゾーン「歌の翼に」、シューマン「献呈(『ミルテの花』より)」、ベートーヴェン「君を愛す」、ブラームス「子守歌」、モーツァルト「ああ、ママに言うわ」による変奏曲、ヴェルディ・歌劇『椿姫』より「ああ、そはかの人か~花から花へ」などを演奏する予定だ。
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