握手を交わす李大統領(右)とゲーツ長官=14日、ソウル(聯合ニュース)
握手を交わす李大統領(右)とゲーツ長官=14日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル14日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は14日、訪韓中のゲーツ米国防長官と面談し、「ことしは南北問題を解決する上で重要な年であるため、韓米がともに協力し、北朝鮮問題の解決に向け最善を尽くすことが望ましい」との考えを示した。青瓦台(大統領府)の金姫廷(キム・ヒジョン)報道官が伝えた。
 李大統領は、黄海で昨年実施された韓米合同軍事演習に米原子力空母ジョージ・ワシントンが参加したことにも言及し、北朝鮮による延坪島砲撃直後に米国が迅速に軍事的支援に乗り出したことに謝意を示した。
 ゲーツ長官は、中国、日本を訪問した際、北朝鮮核問題の解決や北東アジア情勢の安定と関連し、どのような論議が行われたかについて李大統領に詳しく説明した。
 また、同日の金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官との会談を「生産的討議」と規定し、韓米両軍が常に情報を共有し、協議と協力を行う関係にならなければならないとの認識を共有したと述べた。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0