俳優オ・ゴンウ 交通事故で死亡

韓国ドラマ「千秋太后」や「シンドン～高麗中興の功臣」などに出演した俳優オ・ゴンウ（29）が13日、乗用車を運転中、交通事故によりこの世を去った。

　所属事務所ドリームスターエンターテインメントによるとオ・ゴンウは、大邱（テグ）市内を車で走行中、凍結した道路でスリップ。トラックに衝突し頭を強く打ったため、すぐに近くの病院へ緊急搬送されたが、病院へ到着する前に死亡が確認された。

　警察による調査が終了した同日午後10時頃、オ・ゴンウの遺体はソウルへ移送され、ソウル牙山（アサン）病院へ安置された。出棺は15日午前の予定。

　1981年生まれのオ・ゴンウは、アメリカの私立中学、高校を卒業。その後、俳優を目指して韓国へ帰国し、ソウル芸術大学へ在学中にオーディションに合格し芸能界へデビューした。

　2003年のSBSドラマ「愛の香り」がデビュー作となるオ・ゴンウは、2005年にMBC「シンドン～高麗中興の功臣」へ出演したことで一躍有名となる。2009年にヒットした時代劇「千秋太后」でソンジョン役を演じ、カリスマ溢れる演技力をみせつけた。ドリームスターエンターテインメントと専属契約を結んだのは最近のこと。次回作の準備に力を入れながら、今後の活動に意欲をみせていた矢先の出来事だった。