検察に出頭した李前庁長=12日、ソウル(聯合ニュース)
検察に出頭した李前庁長=12日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル12日聯合ニュース】大手ゼネコンの建設現場に設置される食堂の運営権をめぐる不正疑惑を調査中のソウル東部地検は12日、李吉範(イ・ギルボム)前海洋警察庁長に被疑者として出頭を求め、取り調べを始めた。容疑が固まり次第、事前拘束令状を請求する方針だ。
 検察は、李前庁長が食堂運営権のブローカーから運営権取得の便宜を図ってほしいとの要請とともに3500万ウォン(約260万円)と仁川市内のアパートの分譲権を受け取ったかを追及している。
 検察はまた、同じブローカーから2008年に建設現場食堂運営の便宜を図る条件で京畿道水原市内のアパートの分譲権を受け取った疑いを受けている李東宣(イ・ドンソン)前警察庁警務局長に対し出国禁止措置を取った。

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