前回の普信閣鐘つき行事のようす=(聯合ニュース)
前回の普信閣鐘つき行事のようす=(聯合ニュース)
【ソウル28日聯合ニュース】2011年を迎える除夜の鐘つきが元日午前零時前後にソウル・鍾路の普信閣で行われる。
 ソウル市は28日、インターネットで市民の推薦を受け選ばれた11人が行事に参加すると明らかにした。
 「希望ソウル」をテーマに開かれることしの鐘つき行事に参加するのは、1996年に韓国人男性と結婚し、今は9人の大家族を支えている藤田美奈子さん、甲状腺がんを克服しアジア・パラリンピック広州大会の自転車競技で金・銀2つのメダルを獲得したイ・ミンへ選手、北朝鮮を脱出した脱北者で梨花女子大学の博士号を取得したイ・エラン京仁女子大学教授、米ハリウッドに進出した女優のキム・ユンジンさん、ソウル市広報大使を務めるチェリストのチョン・ミョンファさん、ことし最高の消防士に選ばれたチェ・ジョンチュンさん、障害者が全職員の8割を占める会社を経営し100万ドル(約8267万円)の輸出実績を上げたハンウル食品のキム・チョルボム代表、30年間ソウル市の文化財委員として活動し伝統文化遺産の保護に貢献したチュ・ナムチョル高麗大学名誉教授、「2010年孝行賞」を授賞した城南女子高2年のムン・セインさん、闘病中の10代の少女に骨髄を提供したぺ・インギュ空軍中士、ソウルドラマフェスティバルのオム・ギヨン総会会長ら。
 11人は呉世勲(オ・セフン)ソウル市長、許光泰(ホ・グァンテ)ソウル市議会議長らとともに33回、鐘をつく。 
 鐘つきに先立ち、普信閣周辺では芸能人による祝賀公演など多彩なプログラムが催される予定だ。
 この行事に伴い、31日午後10時から1月1日午前2時まで、鍾路の光化門~鍾路2街区間が全面通行止めとなり、路線バスも迂回(うかい)運行する。地下鉄は1月1日午前2時(終点到着基準)まで運行を延長。個人タクシーは時間帯による運行制限を1日午前4時まで解除する計画だ。

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