会議のようす=21日、ソウル(聯合ニュース)
会議のようす=21日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル21日聯合ニュース】青瓦台(大統領府)は北朝鮮による先月23日の延坪島砲撃を受け、大統領室内の国家危機管理センターを首席級秘書官が室長を務める「国家危機管理室」に格上げする方針を固めた。
 国家安全保障会議(NSC)は21日の全体会議で、こうした内容の青瓦台危機管理体系改善案を議決した。国家危機管理室には、国家危機管理秘書官室、情報分析秘書官室、状況チームを置く。

 国家危機管理秘書官室は危機の際の初動対応指揮、平時の危機警戒システム点検、情報分析秘書官室は各種状況や主要情報の分析、状況チームは24時間の状況モニタリングをそれぞれ担当する。
 国家安全保障会議ではあわせて、大統領室に置かれた外交安保部署の機能を調整した。今後は、外交安保首席室が外交安保政策分野を専門に担当し、外交安保長官会議・外交安保政策調整会議を主管する。国家危機管理室は危機状況の管理・措置を担い、国家安全保障会議を主管することになる。

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