国防関係者によると、黄総長は先ごろ蓄財をめぐる疑惑が報じられたことを受け、新任長官とともに陸軍改革を先導すべき重要な時期に陸軍の指揮を執ることが適切でないと判断し、大統領に辞任を申し入れた。大統領はこれを受け入れたという。
陸軍参謀総長の業務は参謀次長が代行することになる。後任には金相基(キム・サンギ)第3野戦軍司令官(大将)、朴正二(パク・ジョンイ)第1野戦軍司令官(大将)らの名が挙がっている。
また、軍消息筋が伝えたところによると、韓民求(ハン・ミング)合同参謀会議議長も辞意を表明したが、金寛鎮(キム・グァンジン)長官に慰留され、転役志願書を提出していない。合同参謀本部関係者も韓議長の辞意表明について「そのような事実はない」と否定した。
一方、黄参謀総長の転役志願書提出に伴い、15日に予定されていた軍の将軍人事は延期になる見通しだ。
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