国民経済対策会議を主宰する李大統領(中央)=8日、ソウル(青瓦台提供=聯合ニュース)
国民経済対策会議を主宰する李大統領(中央)=8日、ソウル(青瓦台提供=聯合ニュース)
【ソウル8日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は8日、青瓦台(大統領府)で開かれた国民経済対策会議に出席し、大企業と中小企業の同時成長には大企業トップの認識や企業文化の変化が必要で、中小企業も競争力強化を図らずに保護してもらおうとする認識は変えるべきだとの考えを示した。青瓦台の金姫廷(キム・ヒジョン)報道官が伝えた。
 李大統領は大企業と中小企業の同時成長などに関する報告を受け、大企業と中小企業が自主的に経営に責任を持ち、誤った制度を変えなければならないと述べた。同時成長は強制的にできるものではなく、政府が大企業と中小企業の経営に関与するようになれば、双方にも役に立たないと指摘した。
 また、徹底した企業家精神が必要で、同時成長は一時的ではなく、持続的に取り組んでいかなければならないと強調した。

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