【ソウル3日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は3日、北朝鮮に肯定的な変化があると思うとの認識を示した。過去の北朝鮮は鉄壁のように閉ざされた社会だったが、過去の北朝鮮だけを考えてはならないとした上で、このように述べた。青瓦台(大統領府)で、社会統合委員会連席会議の結果について報告を受けた席で述べたもの。金姫廷(キム・ヒジョン)報道官が伝えた。
 李大統領は「注視すべきことは、指導者の変化よりも北朝鮮住民の変化だ。歴史上、国民の変化に逆らうことができる権力はどこにもない」と強調した。
 韓国軍については「軍は、軍らしくなるための契機をつくらなければならない。われわれが失ったものを通じ、得るものがないまま失い続けることは望ましいことではなく、賢くもない。失ったものを通じてより大きなものを得る知恵を持たなければならない」と述べた

Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0