【ソウル26日聯合ニュース】韓国内に滞在する外国人は9月末現在123万7517人で、このうち不法滞在が17万1358人に達することが分かった。国家人権委員会の主催で26日に開かれた多文化社会に向けた政策的提言学術大会で、韓国法制研究院の李相潤(イ・サンユン)博士が明らかにした。
 不法滞在者現況を出身国別にみると、中国(韓国系含む)が7万8783人で最も多く、ベトナムが1万4946人、タイが1万2390人、フィリピンが1万1243人、モンゴルが1万1081人と続いた。
 合法・不法滞在を合わせた滞在者総数も、中国(韓国系含む)が58万9239人で最多。米国が13万4361人、ベトナムが9万8977人、日本が4万7326人の順となっている。
 滞在資格別現況を見ると、非専門就業(E-9)ビザを所有する外国人が21万10人で最も多く、次いで居住(F-2)が13万6360人、留学(D-2)が7万326人だった。
 中国や米国など11カ国の国籍別滞在外国人数の増減推移をみると、2012年には韓国滞在外国人は157万人に達すると予想された。

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