洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いる韓国代表は日本・沖縄での合宿を終え、チーム合流が事実上不可能となった朴主永(パク・チュヨン、ASモナコ)を除く19人で広州に移動した。台湾を経由してのフライトにやや疲れを見せながらも、1986年のソウル大会以来、24年ぶりとなる金メダルの獲得に向けた強い意志をみせた。
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洪監督は「沖縄での1週間は天候も良く、トレーニングに励んだ。広州に来て、本格的な始まりだと実感している」と語った。今大会、韓国選手団で真っ先に試合をすることになるだけに、良いスタートを切ることができるよう備えたいと闘志を燃やした。
主将の具滋哲(ク・ジャチョル、済州)は、「アジア大会金メダルが容易な目標ではないことはよく分かっている」と述べたうえで、今の選手たちの覇気と情熱ならば挑戦するだけの価値があると、自信感をのぞかせた。結果は神のみぞ知ると考え、すべての瞬間に最善を尽くすと誓った。
アジア大会サッカー代表は満23歳以下で構成、オーバーエイジ枠は3人となっている。韓国は朴主永(25)と金正友(キム・ジョンウ、28)の2人をオーバーエイジ起用したが、朴についてはこの日、所属チームが「送り出すことはできない」と通知してきた。このため急ぎ、代替選手を選抜する方針だ。また、沖縄合宿で左足を痛めた申光勲(シン・グァンフン、浦項)についても交代を検討している。
1次リーグC組の韓国は、初戦を8日に越秀山スタジアムで北朝鮮と戦う。
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