予算案、李大統領が法定期限内の議決促す

【ソウル1日聯合ニュース】李明博（イ・ミョンバク）大統領は1日の首席秘書官会議で、憲法が定めた期限（12月2日）までに予算案が国会で議決されたのは1996年以降2回しかないとの報告を受け、「国会が憲法に違反すべきでない」と法定期限内の議決を促した。青瓦台（大統領府）の金姫廷（キム・ヒジョン）報道官が伝えた。
　李大統領は、法が定める期限を過ぎることは明らかな憲法違反であり、法治主義の面から必ず是正すべき誤った慣行だと指摘。困難にある一般国民の生活などを考慮し、予算が期限内に議決されるよう、与野党の協力を仰ぐべきだと強調した。
　また、物価管理と関連し、理論的に管理するのではなく、国民・需要側の立場に立った管理が重要だと指摘した。