警察によると、国立科学捜査研究所の司法解剖の結果、黄氏の胃からは未消化の野菜などが見つかり、最後の食事から死亡まではそれほど長くなかったと推定された。半身浴の最中に心臓疾患を起こし浴槽の水を飲み、死亡に至った結論付けている。
黄氏は毎日午後6~8時に、自身の講義を受講する60代の女性と安否を尋ねる電話をする習慣があったが、9日には電話がなく、また半身浴後に食べるはずだった間食もそのまま残っていた。
黄氏は10日午前、浴槽の中で全裸で横たわり、口と鼻の半分が水に浸かっている状態で死亡しているのを警護チームにより発見された。私生活を知られることを極度に嫌う黄氏は、9日も午後3時ごろに事務室から自宅に戻り、すぐに2階の部屋に入りカギをかけた。こうしたことから、死亡の発見が遅れたと警察は説明している。
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