【ソウル29日聯合ニュース】統一部の李種珠(イ・ジョンジュ)副報道官は29日の定例会見で、先ごろ南北交流協力推進協議会を書面開催し、大韓赤十字社の対北朝鮮水害支援に南北協力基金から86億ウォン(約6億3180万円)を支援することを決定したと明らかにした。
 大韓赤十字社は先日、大きな水害被害を受けた新義州地域に対し、コメ5000トンをはじめセメント1万トン、カップめん300万個を支援することを決めた。所要費用139億ウォンのうち、86億ウォンは基金から、残り53億ウォンは農林水産食品部の特別会計から支出する。
 コメは10月25日ごろ船便で群山港をたち、中国・丹東から陸路で新義州に送られる。セメントとカップめんを乗せた船も同様の時期に仁川港や東海港などを出港し、コメと同じルートで届けられる。

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