拡大秘書官会議で発言する李大統領=27日、ソウル(聯合ニュース)
拡大秘書官会議で発言する李大統領=27日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル27日聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は27日の拡大秘書官会議で、「公正な社会のためには実践が最も重要だ。青瓦台(大統領府)がその出発点、中心になるべきだ」と強調した。金姫廷(キム・ヒジョン)報道官が伝えた。
 また、政策を打ち出すときだけでなく日常生活でも公正な社会の実践に努めるべきだとし、日常でもふさわしい行動をしているのか、自ら振り返ってみる必要があると呼びかけた。
 李大統領は就任から2年半が過ぎたことに対し、「一部では折り返しを迎えたとしているが、その表現は正しくない。100キロメートルのうち50キロ来たなら、さらに50キロ進まねばならないが、どうして元の位置に戻るのか」と述べた。その上で、「すべきことが多いだけに、残り50キロのスタートラインに立っているという姿勢で仕事をしてほしい」と求めた。
 拡大秘書官会議には一般行政官を含む約300人が出席し、活発な討論が行われ、当初の予定より50分余り長引いた。

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