【ソウル17日聯合ニュース】数百キロメートル離れた場所から1ナノメートル(1ナノは10億分の1)の差まで正確に測定できる技術が国内研究陣によって開発された。
 教育科学技術部が17日に明らかにしたところによると、KAIST(韓国科学技術院)機械工学科の金承佑(キム・スンウ)教授は1ナノメートル分解能で測定できる画期的な精密距離測定技術の開発に成功した。これまで長距離測定の限界点は1ミリメートル分解能。
 分解能とは、測定器が検出できる最小単位の物理量を示す。1ミリメートル分解能は数百キロメートルの距離から1ミリメートルの差を測定できることを意味する。
 金教授の研究結果は8日、英科学誌ネイチャーフォトニクス電子版に掲載された。

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