李大統領「韓米の対北朝鮮緊密共助を継続」

【ソウル21日聯合ニュース】李明博（イ・ミョンバク）大統領は21日、韓米外務、国防担当閣僚による会談（2プラス2）のため訪韓した米国のクリントン国務長官、ゲーツ国防長官と青瓦台（大統領府）で会い、夕食をともにした。青瓦台（大統領府）の金姫廷（キム・ヒジョン）報道官が伝えた。
　李大統領は、この日両長官が板門店、戦争記念館を訪れ、韓国哨戒艦「天安」沈没の犠牲者、朝鮮戦争犠牲者らの墓前に参ったことは大きな意味を持つものだと評価し、「韓米の60年同盟関係を心強く思っている」と述べた。
　また、今回初めて開かれた2プラス2は、韓米同盟の成熟した発展と堅固な安保公約を再確認する契機となっただけでなく、戦略同盟の未来発展に向けた協力のさらなる強化に寄与するだろうと評価した。
　特に、韓国哨戒艦「天安」沈没と北朝鮮核問題への対応において、北朝鮮が責任ある姿勢を示すよう、韓米両国が引き続き緊密に共助していくことが必要だと強調した。
　あわせて、オバマ米大統領との緊密な信頼関係を通じ、同盟未来ビジョンに基づき韓米同盟をより堅固に発展させていくとしながら、韓米自由貿易協定（FTA）の早期批准をはじめとする両国協力案に協力と支援を求めた。
　これに対し、クリントン長官は「問題を会談で解決しようと努力する李大統領のリーダーシップに感謝する」と述べ、歴史上、かつてないほど韓米関係の幅と深さ、力は強いと応えた。
　また、また、今後も両国関係はさらに深まるだろうと強調し、間もなくソウルで20カ国・地域（G20）首脳会合（金融サミット）が開かれるが、韓国のリーダーシップに期待していると述べた。
　ゲーツ長官は、25年前に初めて青瓦台を訪れたが、現在の韓米同盟がこれまでで最も堅固で、協力する機会も増えていると評した。ここ数か月でかなりの良い成果を出しているが、今後さらに、多くのことを達成する準備は整っていると強く述べた。

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