民間人査察疑惑、検察が特別捜査チーム稼動

【ソウル5日聯合ニュース】国務総理室公職倫理支援官室の民間人違法査察疑惑を捜査する検察の特別捜査チームが設置された。
　ソウル中央地検は5日、国務総理室から、李仁圭（イ・インギュ）公職倫理支援官ら公職倫理支援官室の職員4人に対する捜査の依頼を受け、特別捜査チームを構成したと明らかにした。
　国務総理室は同日、李支援官ら4人に対し独自に調査を行った結果、国家公務員法上の誠実義務および品位維持義務違反の余地があると判断されると発表。4人に対する捜査を検察に依頼した。
　特別捜査チームは、李支援官らが2008年9月に「公共機関従事者が大統領を誹謗（ひぼう）している」との情報提供を受けてから、調査対象が公職者であるかを確認せずに民間人に対し違法な査察を行った疑惑について重点的に調べる予定だ。