ソウル市初の再選市長となった呉世勲(オ・セフン)氏は1日午前、世宗文化会館で就任式を行った。
第34代ソウル特別市長として2回目の任期をスタートした呉市長は就任あいさつで、「ソウル市政のキーワードは疎通、統合、未来になる。市政第1原則を市民との共感とし、各界各層の市民と市議会、自治区、地域代表、市民団体の意見に耳を傾ける」と抱負を示した。
また、社会的弱者への配慮を優先し、すべての市民にとっての至急の懸案を中心に仕事のスピードを調整するとし、デザイン、コンベンションなど新成長エンジンも集中的に育成するとした。
呉市長はこのため、前の4年間の中核事業を持続的に推進する意向を示した。文化とデザイン市政の推進を継続し、ソウルの魅力を高め、経済活力を生み出すとともに、公教育育成、養育負担軽減、雇用創出、福祉政策強化などで、市民が幸せなソウルをつくると強調した。
そのほか、ニュータウン事業や江南・江北の均衡発展、グリーン成長産業育成などの政策も持続する。腐敗根絶にもさらに力を入れ、「クリーン」がソウル市の代表ブランドになるように努めるとした。
就任式は「市民とつくる温かいソウル」をテーマに開かれ、駐韓外交使節団、元市長、メディア代表、各界を代表する市民ら3000人余りが参加した。
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