韓国船会社最大手の韓進海運は23日、サムスン重工業の巨済造船所で、1万TEUクラスのコンテナ船「韓進コリア(HANJIN KOREA)」号の本格運航を宣布する命名式を行った。同社の崔恩瑛(チェ・ウンヨン)会長、国土海洋部の崔壮賢(チェ・ジャンヒョン)第2次官、サムスン重工業の魯寅植(ノ・インシク)社長らが出席した。
名づけ親になった崔恩瑛会長は、コンテナ船舶の大きさはその国の競争力の尺度とされているため、船名は韓国の意味を加え「韓進コリア」に決めたと説明。今後、韓進海運が世界で活躍する姿を見守ってほしいと語った。
崔壮賢次官は、韓進海運が韓国海運史で先導的な役割を果たし、韓国海運産業をけん引するよう願うとし、政府は海運産業が世界1位に跳躍できるよう支援していくと述べた。
同コンテナ船は、全長350メートル、幅45.6メートルに達し、20フィートのコンテナを約1万個まで積載できる。超大型船舶だが、速度調整が容易で燃料消費量も少ない、最新のエコロジー電子制御エンジンが搭載された。韓進海運がサムスン重工業に発注した5隻のうち、初めて建造された船舶で、来月初めにアジア~欧州航路を皮切りに運航をスタートする。残る4隻も2011年まで順次に引き渡たされる予定だ。
韓進海運は現在、6000TEUクラス以上の大型船舶を主力に、100隻余りのコンテナ船を全世界で運営している。
チェ・ウン の最新ニュースまとめ
Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0