韓国軍・民間合同調査団の尹徳竜共同団長(資料写真)=(聯合ニュース)
韓国軍・民間合同調査団の尹徳竜共同団長(資料写真)=(聯合ニュース)
【ニューヨーク14日聯合ニュース】北朝鮮による韓国哨戒艦「天安」撃沈事件を調査した韓国軍・民間合同調査団の尹徳竜(ユン・ドクヨン)共同団長は14日、国連安全保障理事会の会合で調査結果を報告した。報告を終えた後、記者団に対し「十分に説明した。理事国も大いに理解しているようだった」と伝えた。
 尹団長は、事件に関する合同調査団の科学的調査結果を発表し、安保理に北朝鮮の挑発行為に適切な対応を取るよう促したと説明した。どのような質疑応答があったかとの質問には「非公式会合のため具体的に明らかにはできない」としたうえで、主に技術的問題についての質問が多かったと答えた。
 一方、米国務省のクローリー次官補(広報担当)は14日の会見で、キャンベル次官補(東アジア・太平洋担当)が16日から2日間の日程で韓国を訪問すると明らかにした。外交通商部、国防部を含む韓国政府の高官当局者と会う予定だとした。
 キャンベル次官補は訪韓中、「天安」事件に対する国連安保理対応案を集中的に協議し、今月末カナダで開催の主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)期間中に韓米首脳会談を、来月に韓米外相・国防相会談を開くに当たり、議題を調整すると伝えられる。

Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0