ハン・ジヘがエッセイ出版　「平凡の女性に戻りたくて」

韓国女優のハン・ジヘが自伝エッセイ＜マイ・フェア・レディ＞を出版した。ソウル市内で10日に記念会を開き、「恥ずかしいけれどドキドキする」と感想を語った。
　
ハン・ジヘは、文章を通じ大衆と疎通したかったと、エッセイ集を出した動機を語った。20～30代の女性に共感してもらえるよう、内容をどうすればいいかずいぶん悩んだという。女優としての生活のなか、20代の女性として遣り残したことがあるように思え、文章を書くことで平凡な一女性に戻りたいと考えたと打ち明けた。
　
エッセイは、20代の独身女性のライフスタイルをテーマに、ハン・ジヘが8か月間、韓国料理、茶道、乗馬、陶芸、シューズデザインを学んだ過程について書いている。「読者の皆さんにできる限りたくさんの情報を提供したかった。脚本を受け取り演じる女優の仕事とは異なり、すべてを自分で進めて文章にするのは大変だったけれど、楽しかった」と話した。