投資誘致のため東京を訪問中の孫鶴圭(ソン・ハッギュ)京畿道知事は23日、LCD製造過程で発生する化学ガスなどを吸い込み低真空状態にする「ドライ真空ポンプ」技術を保有する、樫山工業と投資協定を締結した。樫山工業は11月に650万ドルを投入し、京畿道安城市に2000坪規模の工場を設立し、LGフィリップスLCDとサムスン電子に納品するとしている。国内LCD生産では真空ポンプの9割以上を輸入に頼っており、国産原材料が供給されれば、安定的な需給と物流コストの削減効果が期待される。
 孫知事はこの日、同社を含めLCD生産装備メーカー4社と総額1億1460万ドルの投資誘致協約を結んだ。

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