SUPER JUNIOR の最新ニュースまとめ
これまで、どちらかというと「歌手」としてのイメージが薄かった彼らだが、昨年リリースした3枚目のアルバムは売り上げ25万枚を突破、先ごろ発表した4枚目のアルバムも初回注文が20万枚を記録し、発売1週間で10万枚を軽く超える売り上げをみせた。
ソウル・狎鴎亭のカフェで先ごろ、全13人のメンバー中9人に会った。昨年飲酒運転で事故を起こしたカンインは軍入隊を計画中、中国人メンバーのハンギョンは所属事務所SMエンターテインメントと専属契約をめぐり訴訟中だ。ギボムは俳優活動のため、4枚目アルバムの活動には参加していない。チェ・シウォンは唾液(だえき)腺にできた炎症を取る手術のため、この日のインタビューには欠席した。
大所帯だけに、昨年はいろいろな試練を経験した<SUPER JUNIOR>。これまでの思いを告白しながら、40~50代まで活動を続け、いつかは「<SUPER JUNIOR>ショー」を作りたいと夢を語った。
以下は一問一答。
――一部メンバーのため、気苦労も多かったのでは。
イトゥク「バラエティー番組では笑わなくてはいけないのでつらかった。特に、ハンギョンが訴訟を準備しているとは知らなかったので、ショックだったが、席は空けておいているので、いつでも戻ってきてほしい。活動したくて体がむずむずしているカンインは、テレビ出演のモニターをしてくれている。皆が戻ってこられるよう、一生懸命活動し<SUPER JUNIOR>を守るつもりだ」
ヒチョル「一番仲が良かったハンギョンが中国に戻ってしまったので、自分も苦しかった。うつの状態になり、<SUPER JUNIOR>を辞めようかとも思った。けんかしたことも多かったメンバーたちが力になってくれ、側にいてくれることが今さらのようにありがたかった。考え直したのは、特にウニョクの力が大きい。初めて音楽での活動に意欲が出たので、デビューアルバム当時に戻り、すべてを賭けたい」
――試練を経ての3、4枚目アルバムの販売枚数は、ファン層拡大の証明では。
イトゥク「4枚目もたくさんの人が買ってくださり、驚いている。音楽以外の活動には短所と長所があり、歌手としてのイメージは低くても、大衆的に知ってもらえるチャンスになる。(昨年のヒット曲)『Sorry、Sorry』は、テレビでたくさんの芸能人が歌ってくれた」
ヒチョル「アイドルの歌手以外での活動は、10代のファンの標的になるが、大人は喜んでくれる。もろ刃の剣だと思う」
――アルバムも4枚目、音楽活動への思いも深まったのでは。
イトゥク「デビュー当時はレコーディングで歌うだけだったが、今ではアレンジにも意見を出すことが多い。前のアルバムには、リョウクのオリジナル曲があり、今度発売の4rdアルバムのリパッケージ版にも、別のメンバーの曲が収録される。これからはメンバーの音楽的な才能をアピールしたい」
――アイドルグループの寿命は通常、3~5年ほどだ。2005年デビューの<SUPER JUNIOR>も、限界に達したのではないか。
イトゥク「確かにそうだ。<SUPER JUNIOR>を終わらせるべきではないかという考えもあるが、韓国だけでなくアジアでの活動もあるので、4~5年では足りない。スポットを浴びたのも遅かったので、もう少し長くやれるのではないか」
ヒチョル「僕とイトゥクは数えで28歳だが、最近はかわいく、はつらつとした後輩が増えている。自分たちはこれから、テレビで<SUPER JUNIOR>は続くとアピールしながら、アルバムを出してたくさんライブをやりたい」
――そろそろアイドルから脱却する段階か。
イトゥク「デビュー当時はアイドルというレッテルをはがしたかったが、アイドル<SUPER JUNIOR>が長所となりここまで来れたのだから、そのタイトルを捨てたくはない。栄光を背負い、40~50代までロングランできる歌手になりたい。僕たちは1人ずつにスポットが当たっても、13年いける。歌謡界で初めての大所帯チームだったように、歌謡界に新しい歴史をたくさん刻みたい」
イェソン「文化的な違いもある。日本は<SMAP>、<嵐>のように、僕たちよりもっと長く活動しているグループが今も人気を誇っている。韓国初のそういうグループになるのが夢だ」
ヒチョル「<SMAP>の番組『SMAP×SMAP』のような、『<SUPER JUNIOR>ショー』を作りたい」
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