インターネットを利用し時間や場所の制限なく双方向学習を行う「eラーニング」産業の活性化に総合的な支援を行うため、教育人的資源部など関係官庁がことし1263億ウォンを投入する。産業資源部が明らかにした。
 産業資源部は20日、eラーニング産業発展実務委員会を開催し、EBS(教育放送)入試講義、サイバー家庭学習サービスなどを通じたeラーニングの需要拡大と、地方公務員など公共機関のeラーニング活性化に1004億ウォンを支援するなどのことしの計画を策定した。次世代メディアの活用、eラーニング革新クラスター構築といった技術開発力の強化に179億ウォン、専門人材の養成にも25億ウォンを投入する。

 政府は特に、eラーニング産業の品質認証による信頼性の向上と標準化を進め、eラーニング市場の活性化を目指す方針だ。そのため認証基準が重複しているeラーニング品質任諸制度を統合品質認証体制に改編し、消費者の保護と品質競争力の強化に着手する。

 国内のeラーニング産業規模は2003年の1兆ウォンから昨年は1兆5000億ウォンに増えるなど、年間20%以上の成長をみせており、2010年には4兆4000億ウォンに達すると見込まれている。

Copyright 2006ⓒYONHAPNEWS. All rights reserved
 0