呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は宣言文採択後の記者会見で、「デザインは弱者を配慮し、世界の人々と一つになる疎通の道具であり、都市の未来を先導する成長の道具であるという点に、参加者全員が同意した」と話した。また、宣言文には21世紀の都市競争力として、デザインの実践案と課題が盛り込まれたと説明した。
31都市は宣言で、世界が一つの経済圏となり、人間と自然が共存する社会に変ぼうしていくなか、世界の全都市がデザインを通じた都市発展の経験を共有し、デザインで幸せな都市をつくることで合意した。
合意内容の履行に向け、来年から同サミットを2年ごとに開催し、ソウル市は会議を支援するため、ソウルに事務局の役割を果たす「ソウルデザイン研究所」を設立することにした。来年の開催都市は10月に開かれる「ソウルデザインハンマダン」の閉幕式で発表される。
このほか宣言には、都市発展におけるデザインの価値やデザインを通じた持続可能な都市発展方向なども明記された。
サミットは、文化・芸術分野の専門家による特別セッション「デザインと未来都市」を最後に、すべての日程が終了した。
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