KTX-IIは6両編成で運行を開始する。既存のKTXは20車両の固定編成だが、新型は柔軟に運行できるよう、10両編成を基本に20両まで連結可能な設計だ。コレールは年内に13両編成、来年上半期には5両編成の車両を、全羅線や慶全線などにも投入する計画だ。
運賃は、利用者負担を最小限に抑えられる水準に定めるという。
新型車両は国内技術だけで製作された。既存車両に比べシステムと性能が改善され、顧客向け設備も拡充を図った。外観は空気抵抗を減らす流線型で設計され、デザインは韓国固有のヤマメ類のイメージを形象化した。車体はアルミニウム合金製のため、荷重が減る一方でエネルギー効率が向上し、維持補修コストの削減も期待される。
座席は方向転換が可能で、前後の間隔は既存車両より5センチメートル広い。携帯機器向けの地上波デジタルマルチメディア放送(DMB)受信設備と無線インターネット施設を備えている。
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