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カン・ドンウォンは、3人を殺害した死刑囚と3回の自殺を試みた女性との出逢いを描いたヒューマンロマンス『私たちの幸せな時間』で、悲運の死刑囚“ユンス”役を演じ、今までの“花美男（イケメン）”のイメージを脱ぎ捨て、演技に挑む予定だ。
とくにカン・ドンウォンが演じる“ユンス”は、不運な幼少期を過ごし、暗い人生を送ったのちに死刑囚になった男で、カン・ドンウォンは顔と体のあちこちに貧しく不幸だった思春期を漂わせる、悲しみと陰のあるユンスを完璧に演じている。
カン・ドンウォンは、“ユンスの過去”の撮影が終わった後に続いた“ユンスの現在”の撮影のため、ずっと維持してきた長い前髪も短く切る予定。彼のトレードマークであるヘアスタイルを短くするということに対し、周りでは驚きの反応を見せているが、“ユンス”にもっと近づこうとするカン・ドンウォンは、むしろ期待感の方が大きいという。
世間に見捨てられた絶望と憎しみ、人生に対し冷ややかで毒気のある雰囲気から、子供のような清らかな純粋さまで、カン・ドンウォンは極と極を行き交う立体的な演技を見せるため熱意ある姿を見せており、この映画に対する期待感をより増幅させている。
カン・ドンウォンが死刑囚に変身するということで高い関心を集めている映画『私たちの幸せな時間』は、5月にクランクアップされチュソク（旧盆）シーズンに公開される予定だ。
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