15日まで行われる見本市には世界76カ国6200余りの企業が参加し、電子・情報通信(IT)・コンピュータ産業の先端技術と製品を展示する。韓国からはサムスン電子、LG電子、パンテックなど200余りのIT企業が参加する。特にこの見本市で、年内の常用化を控え企業間の主導権争いがし烈化している欧州型第3世代(WCDMA)携帯電話端末機や、次世代携帯電話技術の高速ダウンリンク・パケットアクセス(HSDPA)製品などに注目が集まると予想される。
また、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)と韓国電子産業振興会が、過去最大の107企業・1467平方メートル規模で韓国館を設置する。KOTRAは「サッカー・ワールドカップドイツ大会を機に、娯楽用情報家電製品市場が大きく拡大する」と見込んでおり、期間中に参加企業が3億ドル以上の契約成果を挙げると予想している。KOTRAの欧州地域本部は「4カ月前から26の貿易館を通じ、欧州全域のバイヤーにアプローチした結果、来訪が確定した欧州バイヤーは400人余りに達する」と明らかにしている。13日には見本市会場内のコンベンションセンターで「韓国IT投資環境説明会」を開催し、世界のIT企業を対象に韓国投資誘致を行う予定だ。
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