熱帯雨林生物館の予想図=(聯合ニュース)
熱帯雨林生物館の予想図=(聯合ニュース)
【ソウル28日聯合ニュース】ソウル大公園が動物園、植物園、テーマパークの区分をなくし、気候帯別4つのテーマゾーンからなるエコロジー・生態公園に生まれ変わる。
 ソウル市は28日、ソウル大公園再造成事業計画の国際公募の結果、韓国、米国、シンガポールの5社で構成された企業連合が参画する「GAIA:The Living World」を選定したと明らかにした。
 市は京畿道・果川のソウル大公園を、2020年までに世界的な新概念テーマパークにリニューアルする案を進めている。
 リニューアル後のソウル大公園は、既存の動物園と植物園、テーマパーク「ソウルランド」を統合し、有料の「テーマ公園(The Living World)」と無料の「公共公園(public park)」に分け、運営する計画だ。
 テーマ公園は323万7000平方メートルの広さで、アトラクションを楽しみながら気候帯別の生態系が体験できる。大草原、氷河時代、韓国の森、熱帯雨林と大洋州の4つのテーマゾーンと、生態と未来をテーマにした各種建築物、先端アトラクション施設などで構成される。
 公共公園は、70万1000平方メートルの広さに、都市農場、駐車場、ソウル通り、各種公園を造成し、市民の憩いの空間として開放する。
 市は2012~2015年、2016~2018年、2019~2020年に区切り、段階的に造成計画を進めていく計画だ。呉世勲(オ・セフン)市長は、ソウル大公園を未来型新概念パークとして再生させ、海外観光客を誘致できる国際的な観光名所にしたいと抱負を示した。
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